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アスパラガスの栄養と効用 アスパラギン酸が疲労回復・滋養強壮を促進 アスパラガスは、アミノ酸の一種のアスパラギン酸という、うま味成分を多量に含んでいます。 アスパラガスは、茎と葉が非常に細かく分かれているという意味で、日本へは江戸時代に伝わりました。 しかし、食用を目的とした栽培がされ出したのは明治以降で、一般家庭に広く定着したのは昭和30年代です。 病気を治す/病気の予防 ・高血圧 ・利尿 ・疲労回復 ・カゼ ・滋養強壮 栄養と健康物質 疲労回復から抗腫瘍作用まで ビタミンA効力(100g中含有量) 190IU ビタミンC 12mg ビタミンB1 0.13ミリグラム ビタミンB2 0.16ミリグラム ビタミンE 1.4ミリグラム アスパラガスに含まれるカロチンは病気に対する抵抗力を強め、感染症から体をまもります。 そして、アスパラギン酸は新陳代謝を促し、たんぱく質合成を高めるはたらきをし、疲労回復や滋養強壮に役立ちます。 また、アスパラガスの穂先には、血管を丈夫にし、高血圧や動脈硬化の予防効果もあります。 ルチンには、利尿効果もあります。さらにアスパラガスには、カロチン、ビタミンC・Eをあわせて摂ることができ、抗腫瘍作用も期待できます。 赤血球を作るのに必要な葉酸を含んでいるため、貧血にも有効です。 薬効と利用法 糖質食品を多く摂る人は積極的に食べたい 白米、パン、白砂糖などの糖質食品を多く摂ると、ビタミンB1が消費されます。 ビタミンB1を多く含むアスパラガスは貴重な野菜です。 食べ方のヒント ゆでるより焼いたほうが、ビタミンの損失が少なくて済む フライ、ポタージュ、ソテーにすると風味が生きます。 また、和風に食べるなら、からし和え、焼きびたしにすると美味です。 調理のポイント 根本と穂先のゆで時間を調節する たっぷりの湯を沸かし、茎のほうかを先に縦にして入れ、数分おいてから全体を入れてゆであげます。 ゆで上がったら薄皮をむくと、よりやわらかく食べれます。 食べあわせ料理@ アスパラガスと鶏の炒め物(カゼ) いっしょに調理すると効果が倍増 たんぱく質(鶏肉)+ ビタミンC(長ネギ)+ ビタミンA(アスパラガス) 作り方 @鶏ささみ150グラムは食べやすい大きさに切る A酒大さじ2・塩とこしょう少々・かたくり粉大さじ1をふり、よくからめておく Bなべに油大さじ3を熱し、Aを炒め、色が変わったら取り出す C縦に二つ割りし、2cmに切った長ネギ1/2本と、千切りにしたショウガ1片を加え、炒める Dゆでて、食べやすく切ったアスパラガス6本を加え、炒める E鶏肉を戻し、スープ1/4カップ・酒大さじ1・砂糖と塩とこしょう少々・かたくり粉大さじ1/2を加え、手早く混ぜる Fとろみがついたら器に盛る 食べあわせ料理A アスパラ・キャベツ巻き(カゼ) 作りかた @3cmに切った牛肉の薄切りを炒める Aしょうゆ・みりん・七味とうがらし・白いりごまで調味する Bあらかじめゆでたキャベツに、ゆでたアスパラガスと牛肉をのせて、きっちり巻く Cマヨネーズ・レモン汁・しょうゆ・ごま油・砂糖・を混ぜて器にしき、その上にキャベツ巻きをのせる 参照文献:「がんを予防する食品ガイドブック」 |
アスパラの作り方 アスパラの食べ方 |
家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ |