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セリの栄養と効用

解毒作用、血圧降下作用があり、高血圧にも有効

「古事記」、「神代記」などに登場し、古くから利用されていた野菜。
春の七草の筆頭で、日本に原産する野菜のひとつです。
小川などの水辺で育つ水ぜり、田のあぜで育つ野ぜリ、水田で栽培される田ぜりがあります。
野生のものは猛毒を持つものもありますから、注意が必要です。


病気を治す/病気の予防

・貧血
・血行不良
・高血圧
・便秘


栄養と健康物質  

香りには食欲を増進させる効果もあり
ビタミンA効力(100g中含有量)     720IU
ビタミンC                19mg
カリウム                 400ミリグラム
鉄                    1.6ミリグラム
カルシウム                33ミリグラム

鉄・食物繊維を含み、貧血や便秘に効果があります。
香りのもととなる精油成分には、保湿効果・発汗作用があって、冷え性に効果があります。

ビタミンCも含み、ウィルスに対する抵抗力をつけますから、カゼにも有効です。
解毒作用・血圧を下げるはたらきもあり、黄疸・高血圧にも効果があります。


薬効と利用法

育ちすぎたものには入浴剤に

刻んで布袋などに入れて、入浴剤の代わりにすると、体が芯から温まります。
きゅうりと一緒に、しぼり汁にして飲むと、利尿作用が増し、二日酔いに効果があります。
きゅうりの皮には利尿効果のあるイソクエルシトリンが含まれていることと、ビタミンCが肝臓の解毒作用を助けるためです。



参照文献:「がんを予防する食品ガイドブック」
セリの作り方

セリの食べ方




家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ
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