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ネギの作り方Q&A

根深ネギの白根を長くするための土寄せの仕方は?

土寄せの時期と土の量を間違わないように。

春まきの場合、植付けは、7〜8月の最も暑いときですが、ネギは暑さには大変強いので、植えたときには細根が隠れるくらいの少量の土をかけるだけにして、溝の中には乾燥防止と倒れないようにするため、乾草やわらなどをできるだけたくさん入れます。

あまり暑い時期に、土で白根を深く埋めてしまうと、雨をうけたとき白根の部分が腐りやすく、生育がおもわしくありません。

第2回の土寄せは、溝をほぼ埋めるくらい入れますが、この時期は涼しくなった9月下旬ころからにします。

第3回は、それから1ヵ月後にし、最後の土寄せは、収穫からさかのぼって30〜40日くらいのときにします。

これは、ネギが完全軟白されるためには、土をかけてから、ある積算温度が必要で、それを満たすには、30〜40日くらいかかるからです。

肥料は土寄せのつど、そのとき寄せかける土の上にばらまいておけばよいわけですが、溝の肩のところに肥料をまき、土と混ぜながら溝の中へ落とします。

体をつくってから、白くすることを念頭に置いて、土寄せは前半は少なく、後半を重点にするように管理をしてください。



参考文献:家庭菜園大百科

自分で種取した種でもよいネギができますか?

F1品種でなければ自家用なら差し支えない。

ネギの種は、ネギ坊主をそのままにしておくと、開花・結実し、種が案外たやすく取れるので、かつてはほとんど自家採種されていました。

今でも在来品種などは、それぞれの地域において、自家採種により維持されていますが、最近は、特定の形質について選抜された改良品種が主となっています。

種も種苗専門業により、採種、販売されるものが主流となっています。

そのため、一地域でもいろいろな品種が栽培され、異品種による交雑の懸念が生じてきました。

また、後代が分離するので、種をとっても親とは異なるものになってしまうF1品種も多くなっています。

とりたい品種がF1品種でないことを確かめ、近くに変わった品種の花が、同じ開花期に咲いていないことを確認します。

採種株に変わったものがあれば、抜き取り淘汰すれば、自家採種の種を用いても十分栽培が可能です。

とくに自家消費なら、多少変わった個体が出ても楽しいので、自家採種したものを用いるのもよいでしょう。

好みのものに上手に選抜を続け、10年ほどたてば自分用の個性的な品種をつくりあげることができるかもしれません。

菜園仲間との種の交換も楽しいものです。
参考文献 :家庭菜園大百科

ネギの葉に黄白色の斑点ができ、橙黄色の小斑がつくのは病気ですか?

べと病、赤さび病、ともにネギの大敵です。

黄白色の斑点はべと病で、ネギやタマネギに発生しやすい病害です。
橙黄色の小斑は赤さび病です。

べと病は、気温20℃以上に上昇することから発生しますが、赤さび病は低温でも、高温でも、根強く発生します。

いずれも込み合った通気の悪い苗床、湿地の苗床で初発生します。

やがて、本畑でも蔓延しますので、これが発生したら大変です。
生育は悪くなり、収量が上がりません。

いずれもダコニール水和剤やダイファー水和剤が有効なので、所定濃度液を苗床のうちから散布して予防します。

蔓延してからでは、なかなか防除は困難です。

また、病害の出はじめには、発病した葉はごく限られているので、病葉を摘み取ってから、薬剤を散布するのが効果的です。
ついでに、下の方の枯れ葉も整理しましょう。

タマネギと同じく、ネギにはろう物質があるため、薬剤が流れ落ちやすいので、展着剤を加えるようにしましょう。

細かい霧にして流れ落ちない程度に薬剤をかけるようにします。

雨の後には見回って、水たまりが生じるようなら、溝を作って排水するよう心がけましょう。



参考文献 :家庭菜園大百科

とう立ちしてしまったネギの使いみちはありますか?

分げつ芽を伸ばし、苗として利用できます。

畑に余裕があれば、とうを摘み取って、しばらくすると株元から分げつ芽が伸びてきますので、これを苗として利用します。

夏から初秋どりのネギをつくることができます。

とうを摘み取ったもとの葉は枯れてしまいますが、新しい芽が2本〜数本伸びてくるので、そのなかの良いものを使うのです。

土寄せがたくさんしてある場所は、それを半分くらい取り除いて、芽が伸びやすくします。

また、畑の都合が悪ければ、収穫のとき堀り上げて別のところへ植え替えてもかまいません。

新しい芽の太さが1cm以上になったころ、株を堀り上げ、根元を折らないよう気をつけて1本ずつに分け、よい苗をそろえて新しい畑に植え付けます。

病害虫がついていたら、よく消毒してから植えるようにしないと、病害虫をリレー伝播させることになるので、よく注意してください。

スイカやウリなどの病虫害除けに、苗と一緒に植えることもできます。



参考文献 :家庭菜園大百科

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