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トウモロコシの栽培法

家庭菜園で「トウモロコシ」を作ってみよう!(基本編)

トウモロコシはとれたてが最もおいしいので、とれたてをすぐに食べれる家庭菜園向きの野菜です。


*トウモロコシ栽培のポイント

1、肥料食いの作物なので、元肥はたっぷりと。
2、ビニールマルチングをして保温
3、脇芽はとらないで、株を充実させる。
4、草丈50センチで、マルチを取って追肥と土寄せをする。
5、ひげが黒く変色したら収穫。


*トウモロコシの栽培カレンダー
 
 3月−−・

 4月−−・種まき

 5月−−・間引き

 6月−−・追肥・土寄せ
      
 7月−−・収穫

 8月−−・

 9月−−・


1トウモロコシの品種選び

一日放置すると甘味が半減すると言うほど、とれたてが最もおいしく家庭菜園向きの野菜。
粒が黄色い「ハニーバンタム」系と白と黄色のバイカラーのピーターコーン系がある。


品種 特徴
味来(みらい)−−−−最近人気の品種で、粒皮が薄く糖度が果物並に高く、甘味が濃厚。
キャンベラ90−−−−味がよく、丈夫で作りやすいの家庭菜園向き。
ピーターコーン−−−−甘くて、やわらかい。


 種の準備

種まきの前日、種をひと晩水につけて、ふやかす。


ポイント・解説
*種をふやかしておくと、発芽しやすくなり、種まき後の水やりも省ける。


 土作り・畑作り 定植1週間〜10日前まで

・ウネ 幅70センチ、長さ2メートルに配合肥料300CCと苦土石灰 300CCを畑に 全面散布して、深さ20センチくらいまで耕す。
・高さ10センチの床を作り、平らにならす。
・ウネの中央に深さ15センチの溝を掘り 化成肥料100CC、堆肥6リットルを施し 埋め戻す。

ポイント・解説
*元肥は、配合肥料・苦土石灰・堆肥を畑に全面施肥しても良いが、ていねいに土と混ぜ合わせるようにしないと種が肥料分と接触して腐りやすくなる。


4 
マルチング

・作幅45センチ、株間30センチ、2条の穴あきビニールマルチをていねいに敷く。

ポイント・解説
*マルチすることにより、地温を上げ発芽が早くなるのでマルチは欠かせません。

5 トウモロコシの種まき

・マルチの穴に種を2〜3粒まいて水をかける。

ポイント・解説
*種まきの深さは、種の長さの3倍が基本です。
*3粒まく場合は、種の位置は三角形を作るようにまく。
*トウモロコシは人差し指の第一関節の深さが適当です。
*うまく発芽しなかった時の予備に、ポットに種をまきます。
*収穫時期をずらすには、種まきを2週間ほど遅らせても良いが、4月中にはまき終える。


6 間引き・管理

・草丈が25センチくらいになったら、一穴1本に間引く。
・間引きの際に引き抜くと他の株を痛めるので刃物で切る。
・草丈が伸びて、風で倒れそうな時には、トンネル用の弓で添え木をする。

ポイント・解説

*株の横から出てくるわき芽は取らないほうが、根の張りや実のつきが良くなる。
*但し、わき芽の雌花は取り除く。


7 追肥・土寄せ

・草丈40〜50センチになったら、マルチをはずす。
・床の両側に化成肥料200CCをまいて、土となじませて、株元に土寄せする。

ポイント・解説

*マルチは初期成育後は不要なので、マルチをはずす。
*マルチをはずすことにより、株元に雨が当たり、土が締まり根張りが良くなり倒伏しにくくなります。


8 雌花の選定

・雌花は1株に2〜3本できるが、最上部の1本を残して取り除く。

ポイント・解説
*2本残しても収穫できるが、実は小さくなる。
*摘み取った雌花は、塩茹でしてヤングコーンとして食べられる。


9 収穫・保存・後かたづけ

収穫
・収穫の適期は、長さが25センチくらいで、ヒゲが茶色くなって、先端が黒くなった頃です。
・先端部分の皮をむいて、実が充実している事を確認してから収穫。

保存
・一時に多く収穫になってしまうので、漬物にして保存

後かたづけ
・収穫後に引き抜いた株は、乾かして、トマトやサトイモ、ナスなどの敷き藁代わりに使用。
・ネギを定植するときにもワラ代わりに利用できます。




トウモロコシの作り方Q&A

早どりするには、種まきの適期はいつごろが良いですか?

晩霜の心配がない時期が種まきの適期です。早どりにはマルチを使用してください。

その地方の過去の晩霜の実績を参考にして、その10日前くらいの早まきを限界と考えてよいでしょう。
関東南部では、4月下旬ころにあたります。

このころから5月中旬にかけてが、種まきの一番の適期になります。
東北などの冷涼地では、5月中旬〜6月上旬になります。

早出しの簡単な方法としては、ポリフィルムを畝全体にマルチし、種まきの位置に径6〜7cmの穴をあけ、この穴に種まきするやり方があります。

このようにすれば、露地栽培と同じ時期に種をまいても地温が上がって、生育が半月くらい早まります。

マルチをすることで夏の乾燥防止の効果もありますので、品質のよいものができます。

もっと早く作りたいときは、種まきしてからビニールトンネルをかけます。
こうすると、露地よりも約20〜30日早まきすることができます。
ただし、発芽したら日中は裾をあけて換気してやることが大切です。

他の方法は、ポットに種をまいて移植という方法もあります。



参考文献:家庭菜園大百科

トウモロコシの実の入りかたが、まばらで困っています。

低温や乾燥を避けて完全な受粉を心がけてください。


トウモロコシの花は、雌雄異花で同じ株につきます。
生育が進むと、まず、雄穂が先に伸びて開花し、その数日後に雌穂の絹糸が伸びてきて、上からの花粉をうけて受粉が行われます。

この受粉が完全に行われないと実入りがばらばらになってしまいます。

完全な受粉が行われるためには、極端な寒さや乾燥を避けることが何よりも肝心です。

雌花の絹糸は、10日以上も受 能力をもっていますが、雄花から出される花粉は24時間で発芽能力がなくなります。
参考文献:家庭菜園大百科

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