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ごぼう作るにゃ「ここ掘れワンワン」


「ごぼう」は食物繊維が豊富で、今見直されているらしい?


身体の中の悪いものを、ごぼうの繊維と一緒に出してくれるので、便秘症に悩む女性にはオススメできる。

しかし悩みはひとつ、オナラが出るということ。でも美しくなりたい。

いつの世でも女性の悩みは深い。



料理も昔ながらの「きんぴらごぼう」、鶏肉と煮込んだ「とりごぼう」若い人に人気のごぼうサラダなどなどがあるが、いずれにしても香りと歯ごたえを楽しむ食材だと思う。


世界中で日本人しか食べないと聞いたことがある。

昔の太平洋戦争の時に連合軍の捕虜に、ごぼうを食べさせて、戦犯になり損ねた人達がいた。

捕虜だったひとが言うには「木の根を食べさせた」と。
満更、わからなくもない主張だと思う。



「ごぼう」を作るときの一番の問題は、真っ直ぐな長い「ごぼう」が出来ないことだ。

「ごぼう」は、真っ直ぐな根が地面の中を深く伸びて太ったものなので、この伸びることを妨げる障害があるためである。

1つ。畑の土が固くて、耕土が浅い。
2つ、土の中に小石や、堆肥の塊などがある。
この障害を取り除くためには、丁寧な土作りが一番大事だ。


去年は、土作りをする時間がなくて、そのまま種を播いてしまったら、大変なごぼうになってしまった。

真っ直ぐな部分は、15センチくらいしかなく、太さは大人の腕くらい。
その下に3〜5本に枝分かれした根がついている。

枝分かれした根が、ふつうのごぼうの太さなので、それを食べた。
味は? 香りがあっておいしかった。


今回は真っ直ぐな「ごぼう」を作るために、土つくりをしようと思う。

天地返しという作業で、上の土と下の土を入れ替える。
1メートルの畝幅で、50センチくらいの深さに土を入れ替える。

私のやり方は
まず、1メートルの畝幅に、肥料の「苦土石灰」を撒いておく。
「ごぼう」は、酸性土をを嫌って太くならないので、深く石灰分を入れることも大事だなのだ。

畝幅の半分の片側をスコップで後ろ向きに掘って行って、最後まで行ったら、戻ってきて往復する。
最初にスコップの長さいっぱいに土にとり、その土を畝の外に置く。
この作業を10回くらい繰りかえすと1メートルくらい後ろに下がる。
今度は、一段下がった土を先ほどと同じように畝の外に置く。
こうすると幅50センチくらい、長さ1メートル、深さ50センチくらいの穴が出来る。

今度は、この穴に後ろに下がりながら、畝の表面の土をスコップで入れていく。
表面の土を掘り終わると、一段と下がった下の土を先ほど置いた表面の土の上に置く。
これで、上の土と下の土が入れ替わった。
掘りながら、小石や木の根などは取り除いておく。

往復して最後になった穴には、一番最初に畝の外に置いた土を入れる。
これで、畝全体の天地返しが終わった。

「ここ掘れワンワン、掘ればごぼうは伸びていく」

今度は元肥を入れる。

種播きは、90センチの畝幅に、ポリマルチをして、2列に播く予定なので、畝の真ん中に深さ30〜40センチの溝を掘って、元肥を入れる。
元肥として、堆肥と化成肥料と米ぬかを入れてみた。

畝の真ん中の溝に施肥するのはなぜか?
播いた種の下に肥料分や堆肥等があると、二股などになってしまうからなのである。

溝を埋め戻して、高さ10センチ位の平らな床を作る。



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