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コラム(トマト)

過保護はトマトの為ならず。

トマトの苗を種やさんから買ってきた。
桃太郎2本、フルーツトマト2本、赤いミニトマト2本合計6本だ。


今年のトマトつくりの目標は?
長持ちする樹を作り、10月末まで露地栽培で採ること。

どのように作れば良いのか?


5月8日
トマトを植えつけた。
トマトつくりの難しさのポイントは?

1つ、品種を選ぶ。
これは難しい。苗は、種苗店で買うので、決まった品種しか購入できない。

2つ、ナス科との連作が難しい。
これも難しい。家庭用では、場所が限られる。
方法は、せめて接木苗を購入して対応するしかない。

3つ、乾燥と湿り気が一定ない。
乾く畑は、いつも乾いた状態に、湿った畑はいつも湿った状態にすれば良い。
トマトは水耕栽培も出来るので、いつも湿っているなら湿っている状態でも構わないがいつも湿った状態にするのは困難だ。

そこで、自分が出来るのはいつも乾燥状態にしよう。

方法は、高ウネにして排水を良くすることと、黒色マルチを敷いて、その上に敷きわらを敷いて夏の高温と乾きすぎを防ぐこと。
そして、水やりはしないこと。

4つ、整枝が面倒
わき芽を3日〜4日に一回摘むのは難しくないが面倒だ。でもこれはできそうだ。

5つ、肥料のやり方
追肥の方法や時期が難しい。やり方を間違えると病気になってしまう。
追肥はやらないで元肥一本やりでいこう。

具体的にはどうするのか。

1つ、ウネは2メートル40センチの大ウネに、株間1メートル間隔の2条植え。
これで、日光や風通しが良くなってくる。

野菜作り、いや植物の場合に一番大事なことは、動物と違って、自分では動くことが出来ないこと。

我々が犯す大きな間違いは、植物の地上部分だけを見て、見えない土の中のことは、気にしないことだ。

株間1メートルは、土の中の根も1メートルの間隔があるので、自由に伸びれるのだ。

2つ、肥料は、ウネの中央に深さ30センチの溝を掘り、鶏糞と米ぬかをたっぷりと、少量の過燐酸石灰を施す。
これで、根から肥料分のある所まで、60センチ以上離れているので肥料による害が少なくなる。

栄養分を探して根を伸ばし、その先端で肥料分を摂るのが丈夫に育つ条件の一つであろう。
 
3つ、苗の植え付けは乱暴に。
1、ウネを良く踏み固める。硬い土を突き破るくらいの強い根でないと長持ちしない。

2、苗は、葉を4枚くらい残して、取り除き、根の入る土の部分は深くして寝かせて植える。茎からも根が出て、根の量が多くなり、根の量が多ければ、長持ちする。

3、植えつけた苗の根本を踏みつけるくらいに硬く鎮圧する。

4、水はやらない。

4つ、雨よけのビニールを張る。

いつも乾燥した状態に保つためと、雨が降って、土が飛び散るために出る病気の予防


教訓:「過保護はトマトの為のならず。」







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