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家庭菜園の基礎知識

肥料を与えましょうD

成育に合わせて追肥しながら育てます


種や苗を植えるときに施す肥料を元肥といいます。
葉や茎を育てる窒素とリン酸は成育のはじめのころに必要な栄養です。

カリやその他の中量・微量要素は成育の期間中ずっと必要な栄養です。
成育期間の長い作物は、元肥だけでは栄養が足りなくなるので、成育に合わせて適量を追肥しながら育てます。


カリは雨で流されるほかに、放っておくと粘土になって固まってしまうため、
追肥の効果が薄れるので、元肥で与えるほかにこまめに追肥することが大事。


リン酸は土の中で成分があまり移動しないので、追肥の効果がいまひとつです。元肥でのカバーが必要です。

また、窒素は雨に溶けて、だんだん地下に浸透し、地下水に入って土を汚染してしまうので、与えすぎに注意しましょう。



元肥の与え方

[全体にまく]
畑全体にばらまき、土とよく混ぜ合わせます。葉ものに向くやり方。

[作物の真下にまく]
根が深く伸びるもの、成育期間の長いものは、土を深く掘って、根が伸びる先にまきます。

[株間にまく]
肥料にぶつかると、根が二またに分かれるまた根になるようなダイコンやゴボウは、株と株の間にまきます。

[畝間にまく]
栽培期間の長い作物(トマト・なす・アスパラ)などで2条植えの作型のときには、畝間に施肥することがあります。



追肥の与え方

[苗が小さいとき]
苗の周囲に円形状に穴を掘って肥料をまく。

[成長してきたら]
@うねの肩にまきます。マルチの場合は両側にまき、土と混ぜておきます。
Aうねの土を株元に寄せます。






参考文献
体にやさしい・おいしい野菜のつくり方
家庭菜園大百科
野菜づくり70種―自分の庭で楽しむヘルシー野菜の作り方






家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ
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