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家庭菜園の基礎知識

野菜を上手に育てるために被覆材をE


暑さ・寒さ・雨や害虫の対策をしましょう。

春先の遅霜や梅雨の長雨、夏の高温など、気候の変化で野菜が被害を受けることがあります。対策としては、被覆材を利用しましょう。



寒冷紗

夏の日差しよけや乾燥対策、害虫よけ、新芽を強風から守る時など効果的です。豪雨・大風の被害を防ぐ、鳥害を防ぐなど、さまざまな利点があるのが寒冷紗です。

寒冷紗は布製のものと合成繊維でできたネットタイプがあります。
ネットタイプは、丈夫で長持ちしますし割合安いのでご用意をおすすめします。


ビニールトンネルでもよいのですが、ビニールトンネルは、保温性は高いが、中の温度が上がりすぎるので換気が必要になりますし、春先の気温の低い時期や冬などの期間に限られます。


ビニールトンネルの場合は、適当に穴のあいた通気性のよい商品を選ぶとよいでしょう。強い風に弱いので、しっかりと土をのせるか、ピンなどで固定してください。


土寄せやマルチングも同じ効果を期待したものです。



ここで私の寒冷紗の利用方法をご紹介いたします。
この方法は、自宅裏の畑での利用です。
畑の条件としては、強い風が直接当たらないようなところで、畝の長さが一定の長さに決められている処です。


裏の畑のウネは3メートルと決めてあります。手順としては


1、3メートルのウネに6〜7本の弓を挿し込む。
2、ウネの両端に5〜60センチの竹や木の杭をしっかりと打ち込む
3、寒冷紗を伸ばして、ヒモで両端の杭にしっかりと結ぶ。
4、適当な長さで、寒冷紗を切る。
5、寒冷紗の片袖に、パイプハウス用の鉄管(1.5メートル2本)をやはりパイプハウスに使うパック
で取り付ける。
6、もう一方の寒冷紗の袖も同じように止める。
7、強風が予想される処では、針金をU字型に曲げた金具で、鉄管と寒冷紗を押さえるように
土にさしこむ。


この方法の特徴は
通常、風に飛ばされないようにするには、寒冷紗に土をのせて飛ばされないようにしていますが、この方法は、両端の杭に寒冷紗を結んだことと、鉄管の重さで風に飛ばれないようにしています。



この方法の利点は
・寒冷紗の撤収が簡単。
両端の杭に結んだ紐をほどいて、2つ折りにすれば、完了です。

・次回寒冷紗をかけるときも超簡単。
弓を立てて、2つ折にした鉄管を取り付けた寒冷紗をかけるだけでOKです。

・例えば、途中で間引きなどで、寒冷紗を持ち上げる時でも、そのまま持ち上げて作業し終われば、下げればOKです。
土をのせていると、また土をのせなければなりませんがその必要がありません。

欠点としては、資材費がかかります。(鉄管と止めるパックが必要です。)



参考文献
体にやさしい・おいしい野菜のつくり方
家庭菜園大百科
野菜づくり70種―自分の庭で楽しむヘルシー野菜の作り方



家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ
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