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家庭菜園の基礎知識

土作りをしましょう@


@土のpHを調べ、畑の準備をしましょう

ほとんどの野菜に適するのはpH6〜7です。


おいしい野菜作りのはじめの一歩は土作りからになります。
まずは、野菜を作る畑の土が、これから作る野菜の成育に適しているかを調べましょう。


畑のpHによっては、よくできる作物とできない作物があります。
そして、ほとんどの野菜に適応するpHは6〜7です。

pHは水素イオンの量を示す値で、7前後が中性、それ以上がアルカリ性、それ以下が酸性です。日本には酸性土が多いことに加え、化成肥料そのもののpHは4とかなり酸性です。


たくさんの人で多くの野菜を続けて作っている市民農園の土は、pH6以下くらいと酸性に傾いていることが多いはず。



アルカリ土壌を酸性にするのは難しいのですが、酸性土壌をアルカリ性に改良することは可能です。


消石灰をまいてpHを調整

畑のpHを調べてpHの調整が必要なら消石灰をまきます。
基本は「pH6以下のときには6.5に近づける」です。


一般的な畑の場合、pHを1アップさせるためには、1uあたり200〜300gの石灰をまくのが目安です。


石灰をまく量は、土のpH状態のほかに、ホウレンソウのような酸性に弱い品種では、pH6〜7にする場合1uあたり300gの石灰をまく。

ジャガイモのような酸性に強い品種では、1uあたり100gでよい。

というように、作ろうとしている野菜の種類によっても違いますが、基本に従ってまいてみて、数日後に再度pHを計って確認するといいでしょう。



石灰は与えすぎにも注意が必要です。


石灰の元は石です。

石灰を地面に置いておくと1ヶ月もしないうちにカチンカチンに固まってしまいます。まきすぎは土を固めてしまうので、pHが6〜7の間なら、あえて石灰をまく必要はありません。


ジャガイモのように石灰を嫌う野菜があり、
与えすぎると病気が発生しやすくなるということも知っておきましょう。





参考文献
体にやさしい・おいしい野菜のつくり方
家庭菜園大百科
野菜づくり70種―自分の庭で楽しむヘルシー野菜の作り方






家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ
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