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家庭菜園の基礎知識 土作りをしましょうB よい土は握るとかたまってつつくとすぐ崩れるような土です。 土には砂土、粘土、砂土と粘土の混じりあった砂壌土など、さまざまな種類があり、通気性、保湿性、排水性にそれぞれの特徴があります。 砂土のような土の粒が大きい土は、通気性にすぐれ耕しやすい反面、水もちが悪く乾燥しやすいという欠点があります。 逆に、土の粒が細かい粘土は、水もちはいいものの通気性が悪く、重たくて耕しにくいという特徴があります。 野菜に限らず、植物の栽培に適しているのは、団粒構造といって、土の中の個々の粒子がくっつきあって、空気や水の通る道がある、通気性、保湿性、排水性にすぐれた土です。 握ると固まって、つつくとすぐ崩れるような土、畑に棒をさすと30cm以上も突き刺さるような土です。 粘土質に近い畑に砂土を混ぜて、土の質を改良することを客土といいますが、実際にはなかなか難しいものです。 そこで、土をよく耕して堆肥や腐葉土などの有機物を入れることで、微生物の働きで土の質をよくしていくことができます。 土の質は急に変わりません。 でも、土が悪いからとあきらめないで、長い時間をかけてだんだんとよい土にしていきましょう。 団粒構造と単粒構造 団粒構造の土 土の中の細かい粒がくっつきあって大きなかたまりになっているため、通気・保湿・排水性がいい。 野菜作りには最適。 単粒構造の土 土の粒子が細かくすきまがないので、空気や水の通りが悪い。 長いこと耕さないで放っておくと、単粒構造のガチガチの土になってしまう。 参考文献 体にやさしい・おいしい野菜のつくり方 家庭菜園大百科 野菜づくり70種―自分の庭で楽しむヘルシー野菜の作り方 |
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家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ |