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狭心症・心筋梗塞の危険サイン


「狭心症」や「心筋梗塞」などの心臓病では、次のようなさまざまな症状が現れます。これらの症状が現れた場合には、心臓に何か異常が起きている可能性があります。


胸痛


胸痛を引き起こす心臓病はいろいろありますが、やはり多いのは、狭心症と心筋梗塞です。

狭心症の腹痛は、胸の中央部からみぞおちあたりの深いところが痛みます。圧迫されるような痛み、締めつけられるような痛み、焼けるような痛み、などと表現されるようなことがあります。


もっとも、痛みの強さはさまざまで、ちょっと不快な感じがするだけの人から、激烈な痛みを感じる人までいます。

狭心症の痛みは、じっと安静にしていると、普通は2〜3分、長くても10分以内には消えます。

心筋梗塞の胸痛も、狭心症の痛みと同じような部位に現れます。

ただし、痛みの程度は、狭心症よりはるかに、激烈なのが普通で、死ぬのではないかというような、不安や恐怖を伴います。


痛みは短くても30分、長い場合には10時間も続くことがあります。
胸痛が15分以上続くようなら、心筋梗塞を考える必要があります。



動悸


安静にしているときに、心拍数が突然増え、強く速い動悸を感じた場合や、拍動のリズムが不規則にやっている場合には、心臓の異常を疑う必要があります。

まず考えられるのは不整脈ですが、狭心症や心筋梗塞に伴って動悸が起きることもあります。



息切れ・呼吸困難


心臓に異常があると、普通なら何でもない軽い動作をしただけで、息切れや呼吸困難を起こすようになります。


心臓に異常があって血液をうまく送り出せないと、心臓の左心室に血液がたまり、肺から左心房を経て左心室に流れ込むはずの血液が、肺の中にたまってしまいます。

こうなると、肺の中に吸い込める空気の量が少なくなって、息切れや呼吸困難が起こるのです。



むくみ


むくみの現れる病気としてよく知られているのは腎臓病ですが、心臓病が原因でむくみが現れることもあります。

心臓の機能が低下した状態である心不全になると、体の各部を循環する血液量が減り、腎臓に流れていく血液も減ります。

そのため、腎臓の機能が低下し、尿の排出量が少なくなるので、体内に水分が残ってむくみが出てくるのです。


さらに心不全の状態が進み、十分に血液を送り出すことが出来なくなると、心臓に血液がたまってしまいます。それによって、心臓に戻れなくなった血液が静脈の中に滞り、最終的には全身の臓器の中に血液がたまるようになります。


こうなると、腎臓の機能はいっそう低下し、水分を排出できないため、むくみは一段とひどくなります。



チアノーゼ


チアノーゼとは、血液の循環が悪くなり、皮膚の表面近くの血管内に二酸化炭素を含む静脈血が増えて、皮膚の色が暗紫色になることをいい、心臓や肺の病気に伴って起こることがあります。


心臓病で「心不全」の状態になると、血液の循環が悪くなり、血液は体の各組織から通常よりも多くの二酸化炭素を受け取ってしまうのです。


さらに、心不全の状態が進むと、肺の中に血液がたまって、酸素と二酸化炭素のガス交換が十分に出来なくなり、二酸化炭素を含んだ血液が全身へ流れていくため、さらにチアノーゼがひどくなります。



めまい・意識障害


心臓病で起きるめまいは、何の前触れもなく突然起こり、意識を失ってしまうことがよくあります。原因は、不整脈であることがほとんどです。


不整脈はさまざまな心臓病で起こりますが、虚血性心疾患に伴うものもあります。不整脈で心臓がうまく拍動できなくなると、送り出す血液が減り、脳への血流も不十分になって、めまいや意識障害を起こすのです。



参考文献:別冊NHKきょうの健康「生活習慣病の医と食の事典」

狭心症・心筋梗塞の危険サイン

狭心症・心筋梗塞 虚血性心疾患の危険因子


狭心症・心筋梗塞 発症のメカニズム

狭心症・心筋梗塞 生活習慣が招く心臓病



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