狭心症　心筋梗塞の危険因子：家庭菜園健康法（健康自給自足のすすめ）

家庭菜園基礎知識野菜の作り方野菜の栄養と効用食べ方のヒント栄養素について生活習慣病野菜ジュースレシピコラム私の畑（写真）ごあいさつ	気になる生活習慣病狭心症・心筋梗塞　虚血性心疾患の危険因子「狭心症」や「心筋梗塞」などの虚血性心疾患の発症には、次のような危険因子がかかわっています。高血圧血圧が高くなると、心臓は強く収縮しなければなりません。このような状態が続くと、心筋が次第に肥大してきます。心筋が肥大すると、酸素と栄養の需要が高まり、たくさんの血液を必要とするようになります。そのため、動脈硬化で冠動脈が狭くなると、心筋への血液の供給不足になりやすいのです。また、血圧が高いと、血管にも常に高い圧力がかかります。そのため、血管壁が厚くなり、コレステロールも沈着しやすくなって、動脈硬化を促進させることになります。高脂血症血液中には、コレステロールや中性脂肪などの脂質が異常に多くなったのが「高脂血症」です。高脂血症になると、血管壁にコレステロールなどが沈着して、動脈硬化を起こしやすくなります。心臓の冠動脈に動脈硬化が起こると、虚血性心疾患を誘発しやすくなります。糖尿病糖尿病のある人は、心臓病に対する十分な注意が必要です。糖尿病は動脈硬化を起こしやすい素地をつくり、動脈硬化が進行すると、虚血性心疾患が発病しやすくなるからです。さらに、糖尿病になると、その合併症として、心臓病の危険因子が現れてくることがあります。これも虚血性心疾患を引き起こす大きな原因になります。まず、糖尿病の人は高脂血症を合併しやすいことがあげられます。これによって、ますます動脈硬化が促進されてしまいます。糖尿病が進行すると、高血圧を伴うようになります。糖尿病は、遺伝的素質のある人に、肥満やストレスなどが加わると、発病しやすいといわれていますが、肥満やストレスは心臓病の危険因子でもあります。糖尿病を発病している人は、こういった虚血性心疾患の危険因子を複数もっている場合が多いのです。肥満肥満している人は、そうでない人に比べ、同じように体を動かしても運動量が多くなります。それだけ心臓は余計に働くことになり、心筋はたくさんの血液を必要とします。つまり、同じ運動をしても、肥満していない人より心筋の血流不足が起きやすいのです。また、肥満している人は、心臓病の危険因子となる要素を併せもっていることが多いのです。肥満の人には、「糖尿病、高血症、高脂血症」が多い傾向があり、これも虚血性心疾患をおこしやすくなる原因になります。ストレスと過労ストレスが蓄積すると、心臓の動きを調節している自律神経やホルモンの分泌に変調をきたし、心臓の働きに影響を与えることになります。仕事で無理を重ね、十分に休養をとらないでいて、過労状態に陥ると、血液中のコレステロールなどが増加して動脈硬化を進行させ、血圧も高くなって、心臓に負担をかけてしまいます。喫煙と飲酒たばこのニコチンは、血管を収縮させて血圧や心拍数を高め、血中コレステロールを増加させることで動脈硬化の原因になります。また、心筋を刺激して、「不整脈」を助長することもあります。たばこの煙に含まれている一酸化炭素は、全身に酸素が送られるのを妨げ、その結果として動悸や息切れを招きます。長年にわたる喫煙は、こうした理由で動脈硬化を進め、虚血性心疾患の原因になります。一般にたばこを吸う人は、吸わない人の2～3倍も心臓病を起こしやすいといわれます。適度な飲酒は、血液中のＨＤＬコレステロールを増やして動脈硬化を予防し、ストレスを解消する効果もあります。しかし、深酒をすると、心臓に負担がかかり、肥満を促し、血液中のコレステロールや中性脂肪を増加させて、動脈硬化を促進させます。遺伝的な素因親が心臓病だと、親が心臓病でない場合に比べ、子供の心臓病発症率は、数倍から10倍も高くなります。特に虚血性心疾患は、遺伝的な影響が大きいといわれています。男女で比較すると、発症率は男性のほうが4倍高くなっています。その他の危険因子尿酸値が高い血液中の尿酸が多いと、動脈硬化を進行させます。運動不足「肥満、糖尿病、高脂血症」などの原因になります。日ごろから運動していないと、同じ運動でも心臓への負担が大きくなります。自律神経失調症自律神経の働きが乱れると、体の活動に対して心臓がスムーズに働かず、不整脈が起きたり、血圧が高くなったりして、心臓に負担をかけてしまいます。参考文献：別冊ＮＨＫきょうの健康「生活習慣病の医と食の事典」	狭心症・心筋梗塞の危険サイン狭心症・心筋梗塞　虚血性心疾患の危険因子狭心症・心筋梗塞　発症のメカニズム狭心症・心筋梗塞　生活習慣が招く心臓病

家庭菜園健康法：健康自給自足のすすめ

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