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脳卒中はどんな病気か

脳卒中とは

脳の血管に障害が生じることによって、脳細胞への栄養や酸素の供給がストップしてしまい、脳細胞が十分に活動できなくなってしまう病気です。


 ある日突然、発作的に発生し、場合によってはそのまま死亡することもあります。一命をとりとめた場合でも、脳が障害されるため、何らかの後遺症を残すことになります。


脳卒中は、虚血性脳卒中と出血性脳卒中に分けることが出来ます。


虚血性脳卒中は、脳の血管が詰まり、そこから先の血流が途絶えるために、脳細胞に栄養や酸素がいかなくなる病気です。

「脳梗塞」がその代表的なもので、脳梗塞の前触れ症状ともいえる「一過性脳虚血発作」も、虚血性脳卒中に分類されます。


出血性脳卒中は、脳の血官が破れて出血し、脳細胞にダメージを与えます。
「脳出血」と「くも膜下出血」があります。


かつては脳卒中で死亡する人の大部分が脳出血でした。
ところが、脳梗塞の占める割合が徐々に多くなり、1975年を境にして、脳梗塞による死亡者数が、脳出血によるものを上回っています。


脳卒中で死亡する人は減りましたが、決して脳卒中が減っているわけではありません。脳卒中はたとえ死亡しなかったとしても、後遺症を残します。


患者さん本人はもちろん、介護する家族にも、大きな影響を及ぼすことになるのです。




脳卒中の種類と起こり方


脳卒中はいくつかのタイプに分類することができます。
そしてそれぞれが特徴をもっています。

脳梗塞

脳卒中のなかで最も多く、特に50〜70歳代によく起こります。
発症のメカニズムによって、「脳血栓症」と「脳塞栓症」とに分類されます。



脳血栓症は、動脈硬化のために脳の血管が徐々に狭くなり、詰まってしまうために起こります。
詰まった所から先に血流がいかなくなるために脳細胞が壊死するのです。

脳血栓症には、太い血管が詰まる「アテローム血栓性梗塞」と、脳の深い部分に分布する細かい血管が詰まる「ラクナ梗塞」があります。
ラクナ梗塞は梗塞巣が小さいために軽症で、無症状のこともあります。



脳塞栓症は、心臓や頚動脈など、脳以外の血管でできた血栓がはがれ、血管内を流れていって、脳血管に詰まります。
詰まった先の血流が滞るため、脳細胞が壊死してしまうのです。

心房細動や心臓弁膜症などがあると、心臓で血栓がつくられやすく、脳塞栓症の原因になります。



脳出血


脳内の血管が破れ、脳の中に出血が起きるのが脳出血です。
血液は固まって血腫をつくり、この血腫のために脳細胞がダメージを受けます。

血腫によって、周囲の細胞が圧迫され、むくみが生じて、さらに脳の機能障害がひどくなります。

出血が起きると、症状が一気に出てくるのも脳出血の特徴です。
出血後、数分から数時間で、自覚症状が現れます。




くも膜下出血


脳を覆っているくも膜と軟膜の隙間に出血が起きるのが、くも膜下出血です。多くは脳動脈にできた先天的な瘤が破裂するもので、40〜50代が中心ですが、もっと若い人に起こることもあります。死に至るケースが多いのが特徴です。



参考文献:別冊NHKきょうの健康「生活習慣病の医と食の事典」

脳卒中の危険サイン

脳卒中の危険因子

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