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気になる生活習慣病 痛風・高尿酸血症 痛風になりやすい人・現れ方 尿酸値が高くなっても、すぐに自覚症状が現れるわけではないので、本人は気がつきません。 尿酸値が高いかどうかは、血液検査で尿酸値を測ってみて初めてわかるものなのです。 そのため、痛風を予防するうえで、尿酸値を測ることは非常に重要になってきます。 高尿酸血症を早期に発見できれば、痛風発作が起こらないうちに、予防策を講じることもできるからです。 特に次のようなタイプの人は、定期的に尿酸値を測り、痛風の予防を心がけましょう。 痛風になりやすいタイプ 痛風の患者さんを見ると、「痛風になりやすいタイプ」があることがわかります。そのタイプは体型だけに限りません。 痛風になりやすい典型的なタイプは、次のような条件をいくつも備えている人です。 ・男性(特に30〜50歳代にかけて) ・活動的、精力的な性格 ・大食の傾向 ・アルコールをよく飲む(特にビール) ・肥満気味 ・激しい運動を始めた ・ストレスがたまっている ・尿酸値が高い ・几帳面な性格 これらの条件に加えて、両親や兄弟姉妹、祖父母などに痛風の患者さんがいると、高い確率で痛風を発症します。 実際、血縁者に痛風の人がいる患者さんは、全体の約40%にも達します。 つまり、痛風は、遺伝的に尿酸値が上がりやすい体質をもっている人が、痛風に大きく関係する食生活や生活習慣などが、蓄積し、発症すると考えられます。 この他、高血圧治療に用いる利尿薬や、高脂血症治療薬など、薬によっては尿酸値を上げるものもあります。 痛風になりやすいタイプの人で、高血圧や高脂血症など合併しやすい人は、主治医に相談しましょう。 痛風の現れ方 「突然、足の親指の付け根が腫れて痛む」というのが、痛風の典型的な症状です。 しかし、これだけで痛風を決めることは出来ません。 外反母趾や変形性関節症など、足の親指の付け根が痛む病気は他にもあるからです。 関節の痛みが痛風によるものかどうかを見分けるポイントは次のようなものです。 ●下肢に起こることが多い 最初の発作の約70%は、足の指に起こっていますが、 「かかと、アキレス腱の周辺、足の甲、くるぶし、ひざの関節」などにもよく起きます。 下肢に比べるとまれですが、「手・指・ひじの関節」にも起こることがあります。 ●突然起こる。痛みのピークは1日以内 多くの痛風発作は突然起こり、24時間以内にピークを迎えます。 ●患部に激痛と腫れが起こる 痛風は「風が吹いても痛い」といわれるほどの激痛が特徴です。 さらに患部が赤く腫れます。 腫れ具合は個人差があり、ひどい人は足全体がパンパンに腫れ上がることもあります。 ●多くは1度に1つの関節におこる 痛風発作は、同時に2つの関節におこることはまれで、ほとんどは1度に1つの関節におこります。 痛風が進行すると、前回は足、今回は手というように、あちこちの関節に発作が起きることもあります。 ●強い痛みは1週間以内に治まる 慢性関節リウマチなどとは異なり、痛風の激痛は、放っておいても1週間以内で治まります。 関節の腫れは2〜3週間続くこともあります。 ●発作は1年に1〜2回 適切な治療を受けていないと、痛風発作は、一般的に1年に1〜2回の割合で起きますが、 発作の起こる間隔は、かなり個人差があります。 痛風が進行すると、発作と発作の間隔はどんどん短くなります。 参考文献:別冊NHKきょうの健康「生活習慣病の医と食の事典」 |
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