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痛風・高尿酸血症 どんな病気なのか?


痛風とは

現代の日本人の間で大変増えている病気で全国で50万人といわれており、その予備軍の「高尿酸血症」の人は、その10倍はいるといわれています。


しかも、患者数は増加し続けているというデータもあります。


痛風の典型的な症状は、「ある日突然、関節が腫れて痛む」というもので、これを「痛風発作」といいます。

痛風発作は、「風が吹いても痛い」といわれるほどの激痛で、最初は足の親指の付け根に起こることが多いようです。しかし、1〜2週間すると、痛みは嘘のように消えます。


発作が鎮まったからといって病気が治ったわけではなく、放っておくと、やがては腎臓や血管などに障害が起こり、腎不全や脳卒中など、合併症を起こします。


しかし多くの人は、痛風を関節の病気と考えているようですが、痛風の症状は病気の一過程に過ぎません。


つまり痛風は、関節に激痛を起こすというだけでなく、重要な臓器に障害をもたらす危険性を抱えた全身病であり、慢性病なのです。


痛風がこのように全身に障害をもたらすのは、高尿酸血症があります。

高尿酸血症とは


高尿酸血症とは、血液中の尿酸の濃度(尿酸値)が高い状態をいいます。

「尿酸」とは、体内でつくられる物質の一つで、誰でも一定の量の尿酸をもっています。ところが、何らかの原因で、体内の尿酸の量が過剰になってしまうことがあります。


すると、血液に溶けきれない尿酸が結晶化して、関節の中にたまります。
この結晶が関節に激しい痛み、つまり痛風発作をもたらすのです。


一方、尿酸が腎臓にたまると、腎臓結石や腎不全が起き、皮下にたまると、瘤状の痛風結節になります。
ただし、尿酸値が高くなったからといって、すぐにこれらの病気に結びつくというわけではありません。



高尿酸血症は、その初期には自覚症状はまったくなく、痛風が起こるのも、尿酸値の高い状態が何年も続いてからのことです。
また、高尿酸血症の人すべてが痛風になるとは限らず、高尿酸血症であっても、一生痛風にならない人もいます。


しかし、尿酸値が高いほど、またその状態が長く続くほど、痛風や合併症を起こす確率は高くなります。




参考文献:別冊NHKきょうの健康「生活習慣病の医と食の事典」

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