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痛風の起こる原因



痛風は、血縁に痛風の人がいるなどの「遺伝的因子」と、食事や運動などの「環境因子」が重なって発症すると考えられています。

このうち、痛風の発症に大きな比重を占めていると思われるのは、環境です。

かつて痛風は王侯貴族などの美食家がかかる病気として知られており、「帝王病」「ぜいたく病」などと呼ばれ、一般市民には縁のない病気だったのです。

実際、日本の経済が豊かになるにつれ、食生活が高脂肪・高たんぱくの欧米型食生活に変わっていき、それに伴って痛風の患者さんが増え出したのです。

これは、痛風が食生活をはじめとするライフスタイルに大きく関係しているという、証拠といえるでしょう。


過食、肥満、アルコールのとり過ぎなど、こうしたライフスタイルが、痛風の前段階である高尿酸血症を引き起こすことは、医学的にも解明されつつあります。

痛風はどんな人に多いのか


痛風は圧倒的に男性に多く、女性は、男性100人に対して1〜3人といわれています。

年齢的には、20〜50歳代の世代に多く、働き盛りで忙しさにかまけて治療を怠ると、動脈硬化などの合併症へと進行させてしまうケースも少なくありません。


以前は50歳代が最も多かったのに比べ、現在では30歳代に最も多く多発しててこの30年間の間に、発症のピークが10歳以上若くなっています。


最近では、20歳以下の患者さんも珍しくなくなり、小学生や中学生に胃潰瘍や高血圧症などが増え、「小児成人病」という用語までできたことを考えると、痛風の若年化は、今後さらに進むかもしれませんね。


こうした傾向は、日本人の若者が、いわゆる和食から欧米型の食事へと嗜好が大きく変わったことも、影響しているのでしょうね。



参考文献:別冊NHKきょうの健康「生活習慣病の医と食の事典」

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