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高血圧はどんな病気ですか?


血圧が高い状態が続くと、血管に過度の負担がかかり、その結果、血管が障害されて動脈硬化が進み、血液の流れが悪くなったり、血栓(血の塊)ができやすくなります。



血圧とは

心臓は、1日に約10万回も収縮と拡張を繰り返し、全身に血液を絶え間なく送り返しています。


心臓から送り出された血液は、大動脈から細動脈を通り、毛細血管に流れ込んで、全身の臓器や気管に酸素や栄養を供給したり、老廃物を受け取ります。
その後、血液は静脈に入り、再び心臓へと戻ります。


「血圧」とは、この全身を循環する血液が、血管壁に与える圧力のことです。


動脈の壁にかかる圧力を言い、上腕の動脈で測定された値を、指標にしています。そしてこの値は、心臓から送り出される血液の量(心拍出量)と、太い動脈から細い動脈に、血液が流れていこうとするときに起こる抵抗(血管抵抗)によって決まります。


血圧には次の二つの値があります。



収縮期血圧(最大血圧)

心臓が収縮すると、流れ込む血液で動脈は拡張し、その中の圧力も高くなります。このときの血圧を「収縮期血圧」といいます。


血管にかかる圧力が最も高くなることから、一般には「最大血圧」、「上の血圧」などといわれています。



拡張期血圧(最小血圧)


一方、心臓が拡張して全身(大静脈)から心臓に血液が戻ってくるときには、動脈内の血圧が最も低くなります。


このときの血圧を「拡張期血圧」といい、一般には「最小血圧」、「下の血圧」などといわれています。


この二つの血圧は、常に一定ではありません。
1日のうちでも、時間帯によって変動するし、精神的な興奮・緊張があると、一時的にあがることもあります。


また、部屋の寒暖の差や季節的な気温の変化による影響も受けます。
一般的には、加齢とともに徐々に上がります。
つまり、血圧はさまざまな要因で変化するのです。


血圧は変化しますが、一定の基準値というものがあります。


収縮期と拡張期の血圧を測定して、どちらか一方又は両方がこの基準値よりも高く、その状態が慢性的に続く場合は、「高血圧」と診断されます。

高血圧には、「本態性高血圧」、「二次性高血圧」の2種類があります。


「二次性高血圧」とは、

腎臓や副腎、甲状腺などの病気や、血圧調整に関係するホルモンの異常、神経や血管の異常などが原因となって高血圧が起きているものをいいます。


「本態性高血圧」とは、


原因がはっきりしないもので、高血圧の大部分はこのタイプです。
さらに高血圧は、基準値によって「軽傷」「中等症及び重症」、収縮期血圧だけが高い「収縮期高血圧」などと分類されます。


ただし、血圧がこれらの範囲に入ると、いきなり危険な状態に陥るというわけではありません。逆に正常血圧の範囲内だからといって、まったく安全というわけでもありません。


なぜなら、血圧は値が一定しないだけに、基準値は治療のための一つの目安であって、絶対的なものではないです。


ただ、やはり血圧は低いよりも高いほうが、危険を伴う可能性は高くなると思います。



参考文献:別冊NHKきょうの健康「生活習慣病の医と食の事典」

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