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栄養素について 期待できる野菜のミネラルパワー 野菜に含まれる代表的なミネラルに、血圧のコントロールに関係するカリウムがあります。 血圧の上昇するメカニズムは、 体の細胞内液にあるカリウムよりも細胞外液にあるナトリウム量が多くなると、浸透圧によって細胞が水膨れ状態になります。 このため血管が、細胞に圧迫されて内側が狭くなり血圧が上昇します。 このようなメカニズムのために、高血圧を予防するには、ナトリウムの過剰摂取(塩分の摂りすぎ)が第一です。 次に細胞内膜にあるカリウムの減少を防いで、浸透圧のバランスをとることです。 カリウムは、野菜や芋類、海藻、果物に多く含まれているので、塩分の多い味噌汁も、野菜や芋や海藻をたっぷり入れると野菜のうまみと一緒にカリウムもとれます。 カルシウムは、日本人に唯一不足している栄養素です。 このカルシウムは体内では骨に貯蔵されています。カルシウムの補給が足らなくなると骨のカルシウムが溶けだして補給されます。 カルシウムを多く含む食品には、牛乳などの乳製品や小魚などですが、緑黄色野菜にも多く含まれています。 天日干しのしいたけや干した野菜に含まれるビタミンDによって、骨への吸着度が高くなります。 鉄分も不足しやすい栄養素です。 鉄は血液の赤い色素であるヘモグロビンの原料になるもので、不足すると貧血を起こします。 野菜の鉄分は、肉類に比べると吸収しにくいいわれていますが、鉄の吸収を助けるビタミンCの多く含まれる緑黄色野菜をたっぷり、つけ合わせると肉と野菜双方の鉄分を効率よくとれます。 ミネラルはバランスが大切です。 ナトリウムとカルシウム、カルシウムとビタミンDのようにバランスをとりながら体の機能を維持していますので、ある特定のミネラルだけを摂りすぎるとバランスを崩してしまいます 参考文献 ビタミン ミネラルBOOK 症状改善のためのビタミン・ミネラルの摂り方 ビタミン・ミネラル革命―栄養異常の現代人を救うスーパーヘルス・プログラム |
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家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ |