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栄養素について ビタミンE ビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれ、血液の流れをよくし、ホルモンの分泌を高め、老化防止に役立つ。 心疾患、脳卒中、がんの予防に有効。 冷え性、痔、更年期障害も改善する。 ビタミンEは、疲労をやわらげ、利尿作用にも効果がある。 運動能力を高めるほか、強力な抗酸化作用もあり、活性酸素の害からからだを守る。 ビタミンEが、不足すると、肌にシミができやすくなる。 ぜんそくなどの呼吸器の障害や、血行が悪くなるので冷え性、しもやけ、肩こり、腰痛の原因になる。 老化が早まり、動脈硬化をおこしやすい。 ビタミンEを多く含む食品 アボガド、小麦胚芽、サンマ、ほうれん草、ゴマ、きな粉、 パセリ、ニラ、モロヘイヤ、アーモンド、松の実、かぼちゃ 1日に必要な量 成人男性8mg 成人女性7mg ビタミンE Q&A 強い抗酸化作用をもつビタミンEは、「万病のもと」といわれる活性酸素を撃退します。現代人必須のスーパービタミンです。 Q:1 ビタミンEを摂りすぎるとどうなりますか? A:1 ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種ですが、たくさんとっても体内に蓄積されることは無いので、ほかの脂溶性ビタミンと比べて毒性が低いです。 ビタミンEを摂りすぎても、過剰症になることはないですが、ビタミン剤などで大量に摂り続けた場合は、筋力の低下や疲労感などの副作用の可能性があります。 Q:2 ポテトチップス、ポップコーンなどに多いのはなぜ? A:2 ビタミンEは抗酸化作用が強いので、食品や化粧品の酸化防止剤として使われています。 ポテトチップスやポップコーンのスナック菓子類には、油分の酸化を防ぐため、 大量のビタミンEが添加されているわけです。 ただし、スナック菓子に含まれるビタミンEは、時間とともに減っていくし、塩分や脂質も多いので、たくさん食べるのはおすすめできません。 Q:3 サプリメント摂取は食後がいいのですか? A:3 ビタミンEは脂溶性なので、油に溶けやすいのです。 そのため、油を使った料理のあとに摂ると、体内に吸収されやすくなります。 さらに、食後は胃が活発になるので、食前より吸収率がよいのです。 食後以外に飲むなら、牛乳といっしょに飲むのがおすすめです。 Q:4 天然ビタミンEと合成ビタミンEの見分け方は? A:4 「植物油抽出物」、「d-α-トコフェロール」と書いてあるものは、天然由来のビタミンE. 「dl-α-トコフェロール」と表記されているものは、合成のビタミンE. 天然のEのほうが約1.5倍効果が高いが、原料の小麦胚芽や大豆などにアレルギーのある人は摂らないほうがよいでしょう。 天然のEは、温度や光で劣化しやすいので、保存は注意が必要です。 参考文献 ビタミン ミネラルBOOK 症状改善のためのビタミン・ミネラルの摂り方 ビタミン・ミネラル革命―栄養異常の現代人を救うスーパーヘルス・プログラム |
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家庭菜園健康法:健康自給自足のすすめ |